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花の瞑想
今、ベランダの前に、びっしり花を付けた八重桜がある。

毎年咲くのだけど、こんなに密集して咲いてたっけ?〜と思うくらい、
ピンクのモコモコでいっぱいになっている。

それも、結構長く保っていて、ここしばらく春を楽しんでいる。

毎朝、カーテンを開けると、まずそのピンクに目がいく。

しばらく取り憑かれたように、じっと見つめる。

ある時は、春の物語を語り合っているかのよう〜
ある時は、鳥の囀りと共に、静かな生命を味わっているかのよう〜
ある時は、群れながら舞い狂っているかのよう〜

いつの間にか、私は「桃源郷」という言葉に浸っていた。

辺り一面、ピンク、柔らかな花びらの揺り籠、
ボアのように温かく、生まれ出たエネルギーを抱く。

光と風と、そして 微かな子守歌…

いつの間にか、私は花を取り込み、花に取り込まれ、
       モコモコの八重桜になっていた、

花の瞑想……
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